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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 03月 07日
このまえ、賞を出すとある演劇企画にかんするツイートのやり取りを見て、ふと思いついた仮説がある。
それは 賞の本質部分は、賞を出すところまでであって、賞をとった人がその受賞をきっかけにその後、どう活躍していくかということは、賞の本質部分には影響がない。 という仮説だ。 本質と評価は別のものみたいなことだ。 たとえば、純粋に小説としての優劣を競うとする小説の賞があるとして。それで、最終候補が二人残ったとする。 1)小説を書くのをこれでやめますといっている老人 2)若い人 という二人だったとする。 小説の優劣ではやや劣るが、今後活躍の可能性が高いということで、若い人の方に受賞させたとする。 その人は、賞をきっかけにどんどん活躍するようになったとする。 そうなった時に、社会的にはその賞への評価は高まるだろう。しかし、賞の本質は歪んでいる。 賞の役割とは「ここに才能がいるぞ!」ということを、社会にしっかり伝えるということだから、それをまったく意識するなとも言えない。 現実としてその波及効果を意識しないのは不可能だけども、その影響を受けるのは最小限に留めるべきなのだろう。 受賞した人が、そのあとまったく活躍することがない賞みたいなのがあったら、それはその賞の本質がおかしいのではないかと、それなりの類推を働かせるだろうしなぁ。 微妙な結論になっちゃったな、、、 この関係は、芸術作品にも似ていると思う。 死後に偶然作品が評価されることがあるなど、芸術作品が本質的に持つ価値と、社会的な評価は基本的に別だ。 素晴らしい価値を持ちながら、一切評価されず、歴史も発見してくれなかったというものもあるはずだ。 しかし、社会的な評価を受けようということが全面に出てしまったらそれはアートではなくなってしまう。 アートではないエンターテイメントだ。 商品ならば話が別で、性能がいい商品よりも売れる商品のほうが大切だ。
by sailitium
| 2015-03-07 18:40
| 制作的なこと(演劇)
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