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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 01月 30日
(昨日のブログの続き)
「育成」を主たる目的とする以上は、教養講座・思いで企画で終わってはいけないのだが、これが突き詰めて考えていくとなかなか難しい。 事務的なノウハウが中心になる制作ワークショップは比較的成果が出やすい企画だ。 とはいえ、5人〜10人に一人に具体的な変化が見られるようになるくらいの確率だ。しかし、これは結構な高確率で成果が残るといっていいだろう。 10人相手にやれば1人には結果が出るからだ。 ものによっては5回やって、1人に結果が出るような難しいものもある。 一般に、スキルの向上については以下の様なステップを踏む。 1 知らない ↓ 2 聞いたことある ↓ 3 知っている ↓ 4 やったことがある ↓ 5 使える(やれといえば、何も見なくてもやれる) ↓ 6 身についている(使うべきタイミングに、逃さず使っている) となる。 (3で終わったら、教養講座になってしまう。) 数学で言う一次方程式を例に取る。 この問題を方程式を使って解けといわれれば解けるのと、う〜んこの問題は方程式を使えば解けそうだ、、、っていうのではレベルが違う。 5,6年方程式を使ってなくても、それが必要な場面に適切に方程式のスキルを引用できれば、これは身についているといえる。 これが最終的なゴールだ。 演劇で難しいのは、演出と役者の分野だ。 これは、なかなか成果が出ない。 しかし、この二分野が難しい理由は、それぞれ違うような気がしている。 つづく
by sailitium
| 2015-01-30 16:52
| 演出WS・セミナー・演出のこと
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Comments(2)
こんにちは。ご無沙汰しています。お元気ですか。
興味深いトピックでまさに自分が直面している問題(俳優教育は可能か?)だったので、現場でのナレッジではなくココは一つ理想論を提案。 俳優を育てるためにも演出家を育てるためにも有意気なのは、何よりもまず、既存の他の劇作家(出来れば古典が良い。)の戯曲を(短い期間で装置とかにこだわらなくてもいいので、)競作すること。これに尽きるかと思います。演出家の育成だけを考えるなら、同じ戯曲、同じスタッフ、同じ俳優を使って、複数の演出家が競作する。これ、ずっと考えているんですが時間と予算の都合でなかなかいつ弦で来ていないイベントですw 俳優についても、同じ戯曲でありながら違う演出家の演出を受けることが出来れば、かなりの経験になると思いますし、演出家を複数人置いて、それぞれに俳優を配置したとしても、せめて同じ戯曲で、そしてちゃんとお互いの上演を見る。そしてディスカッションをする。出来れば、演出家か劇作家の審査員を交えて。 現状だと、利賀の演劇人コンクールがこれにかなり近いことを試みているのですが、いかんせん忙しいのかコンクールで勝つことにしか興味がないのかなんなのか、参加者のほとんどが、自分の演出作品を発表してすぐ、他の演出家が同じ戯曲をどう取り扱っていたか? を見ずに下山してしまう人が多いのが残念なところではありますが。(仕組みとしては、演出家は希望すれば宿泊費・食費負担なしで連泊可能だったはずなんです。) 高崎さん、セゾン文化財団とかに企画書持ち込んで、仕掛けてみてはどうでしょうw
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sailitium at 2015-02-01 13:52
>既存の他の劇作家(出来れば古典が良い。)の戯曲を(短い期間で装置とかにこだわらなくてもいいので、)競作すること。
これ利賀でやってるやつですね。 福岡でもFFACが創作コンペティションという企画で、近いことをやろうとしています。 >同じ戯曲、同じスタッフ、同じ俳優を使って、複数の演出家が競作する。 そうなんですよ。同感です。 オーケストラが指揮者の育成にあたって、そういうことをやっているようなので、応用できないものかと、、、 -- 役者は違った難しさがありますよね。 投手に例えると、変化球を覚えたからといって成績が良くなるわけではないですからね、、、
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