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福岡・九州地域演劇祭
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2014年 12月 19日
やってます。あと5日!くらい とある新進気鋭の劇作家から聞いたのですけど。 とある地域では、劇作家が集まって、自作の脚本を提供しての勉強会をやっているらしい。それも基本は、上演を予定している作品を提供する。 それで、いろいろ意見や感想を交わす そうやって相互研鑽の場を持っているとのこと。 その劇作家の方が言うには、戯曲ワークショップよりも有効。ということでした。 もちろん、初心者向けには別のやり方があるとおもうけど、5,6本以上の戯曲歴や2、3回の上演歴がある人にとっては、そっちが有効ということだろう。まったく同感だ。 昔の塾のやり方を見ても、偉い先生が教えるのではなくて、優秀な人達が相互研鑽するというやり方が有効なのははっきりしている。 偉い先生は、お弟子の中でも特に優秀な人(塾頭クラス)に、ちょちょっと教える。あとは、塾頭クラスが切り盛りする。 以前ブラッシュという企画をやったけど、それはオープンな有料の企画なので、コストもかかる。 観客の目に触れることが出来るといういい面もあったけど、実際に上演すればそこで観客の目に触れることが出来るわけで、必ずしもブラッシュでやらなくていいかもしれない。 *(おおっ〜〜〜と、自分企画否定!!(笑))まぁ、著名劇作家を呼ぶというのもありますけど。そういう勉強会みたいなのがあれば、事業の優先順位は下がるね。 まぁ、公演の宣伝になるとか、リーディングするので舞台に近い形が見えるとか、観客層の脚本へのアプローチが増えるとか、他にもいろいろメリットがあるわけですけどもね。 その勉強会は6〜8人くらいでやるらしい。 演出家次第だねって脚本だと難しいらしく、台詞劇のほうが有効に作用するとのこと。 一匹狼的にやっている人が集まってもうまくいかないようで、ある程度の批評におけるマナーというか、批評言語を持っている人たちのほうがいい的なことでした。 「もし、福岡でやるとしたら、ぼくも来ますよ!」とその劇作家の方はおっしゃっておられました。 そんなに有効ならぜひやってほしい。 こういうのは劇作家じゃないと入れない世界なところがあるから、やはり劇作家が主体的に集まってやるのがいいと思う。 議論が先鋭化して、一般観客の視点を失っていくのではないかという感じがしなくもないが、それ以上に得られるものが大きいように思う。
by sailitium
| 2014-12-19 12:55
| 戯曲WS・戯曲のこと
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