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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2014年 11月 07日
編集NGの15分の映像で勝負する「クォータースターコンテスト」。最終エントリーが13作品に絞られ、11/8に最優秀作品が決定!みたいなことになっている。
最終審査員の中には、鴻上尚史氏もはいっている。 審査と直接は関係ないけども、うちのプロデューサーもこの企画に関わっている。 演劇業界人レビュー http://entre-news.jp/qsc/gyokaijin-review >クォータースターコンテストに作品を投稿し、 >見事ノミネートされると、4名の審査員以外にも >こちらの各地域で活躍されている演劇業界人の方々にも観て頂けることになりました! >気になった作品についてレビューを書いて頂きます! 一次審査員の座談会みたいなものも公表されていた。http://goo.gl/8q79Up おしくも最終エントリーに残らなかった作品への意見交換みたいなことがのっていて、その中で、福岡からのエントリー(劇)池田商会『宝石箱より・・・』について触れられていた。 (劇)池田商会『宝石箱より・・・』15分映像。 http://entre-news.jp/2014/10/16542.html それで、みてみた。 ん、ん、ん、、、、、 い、、い、、、作品だ、、、、、 この先、できれば先に15分動画を見てもらったほうが面白いと思いますが、2,3分でこのブログを読み終わって、興味を持ってみてくれるとかでもいいかもです。 まず、これ編集なしでつくるってすごい。 ではけタイミングの調整とか、もろもろもろもろ、いったいどれだけ稽古してるんだって感じ。 これは、楽屋だけの風景しか映ってないのに、舞台の絵が見えるってところに演劇性の面白さがある。 そして「いったい、どんな芝居やってるんだよ!!!」みたいな突っ込みができるところが面白い。もう、異空間の想像を超えた舞台が展開している様が見えるからさ。 ここは、三谷幸喜の「ショー・マスト・ゴー・オン」と同じ構造。 また、本番公演のどんちゃん騒ぎの喧騒の中、家族や自分のことをふと考えて一人静かにたたずんで涙する妙齢の女性、っていう対比の構図も実にキレイ。 喧騒の中で一人涙っていうのは、映画とか演劇とかでは、結構使われている構図なのかもしれないけど、ピタリとハマっている。 しかもその理由は、あいまいにしか描いてないんだよね。これもお客さんに想像の余白を気持ちよく残す。 いろんな衣装の人がどんどん出て、お客さんを引き込んでいく仕掛けを効かせておいて、終盤ではさりげな〜く、ホロリなシーンを埋め込んでいる。 うまい。 全体として、難しいルートに挑戦しているから、完成度には向上の余地があると思うけど、それにしてもやってることすごい。そしておもしろい。 それと、映像を見ていて、直感的に思ったのは 「池田商会、こんな公演やってないでしょっっ!!」ってこと。 つまり、いつも楽屋はこんな雰囲気ではある。けども、この作品は多少フィクションを効かせて、普遍性を狙ったつくりなんだということ。 これは直感なので、池田、全作品見てないから、池田コンプリートしている池田ファンの人に聞いてみたけど、やっぱこんな舞台公演はやってないとのこと。 この作品が、単に、いつもの風景を流したわけではなく、相当の計算と稽古によって成立していることが、ある種、裏打ちされたと思う。 最終選考の模様は、明日(8日)ユーストリームで発表とのこと。うちのプロデューサーも行ってるから、映るかもしれません。 DVDがあたる、グランプリあてもやってます。 http://entre-news.jp/2014/10/16794.html ここからは『宝石箱より・・・』が、いい作品だって前提で、個人的な好き嫌いを言うと。 (個人的な好き嫌いだから、全体批評ではない) 先に映像見てもらった方がいいですね。ここは。 個人的には、ぜんぜん普通スーツみたいな衣装の人が出入りしていて、さらにどんな芝居なのかまったくわからなくなるようなネタがほしい。 さらに、他の出演者は全然その普通の衣装の人のことを知らなくて、作家の人に、「あんな役いましたっけ?ラストシーンで安部さんが書いたんですか?」 とか、言わせて、 「いやー、そんなの書いてないよ〜、しんないし〜」みたいに言わせて 「えっ、誰!?!?!?」 みたいに、解けない謎を残して終わるみたいな、終わり方だったら、個人的には更に良かった。
by sailitium
| 2014-11-07 11:44
| 観劇して|感想・批評
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