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福岡・九州地域演劇祭
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2014年 11月 02日
自分が見たことがないだけで、就活の本とかにはかいているのかもしれないが、就職する会社というか組織には大きく分けて2つある。
・組織のミッションを大切にする会社 ・組織の秩序を大切にする会社 秩序重視を以前は、「組織のご都合を重視する会社」と呼んでいた。でも、これだと不公平というか、自分が否定的に見ているから悪い印象をあたえる言葉を使っているにすぎないので、ミッションと同じくらいのいい言葉を探した。 パッと見はこの違いはよくわからないかもしれないが、けっこう違う。 たとえばミッションが営利の会社の場合、営利を最優先にしていろんなことが決定される。 一方、組織の秩序を重視する会社の場合は、営利のためにはこうした方がいいとわかってはいるが、それをすると社長の顔をつぶすとかいうことに気を使って、なかなかそれができない。 警察ものの映画でもよくある展開だ。 普通、警察のミッションといえば、犯人を捕まえるってことに思えるが、組織の秩序を重視する上司が、現場の邪魔をするみたいなことだ。 演劇の集団で言うと、劇団のミッションは普通、いい芝居を作ること。演劇サークルのミッションは演劇を通じてみんなで楽しくやること。 後者は、組織内の秩序を守ることがミッションとなっているといえる。 劇団でも、いい芝居を作るというミッションを離れて、組織内の秩序が優先されることあるだろう。これは、バランスだ。8-2くらいならいいが、4-6とかになるようなら演劇サークルと名乗った方がいい。 企業で、ミッション重視が行き過ぎるとブラック企業にもなりうる。利益を上げるために、社員を酷使する。逆に秩序重視が行き過ぎると周りに取り残されて倒産ということもありうる。倒産すれば、社員は困る。難しい問題な。 一般には、ミッション重視のほうがやりがいもあるし、スキルも伸びるだろう。議論や競争があって、実力重視、成果主義。でも忙しいしきつい。 秩序重視だと、実力よりも、人の和を重視する環境になる。議論や競争はない。上役の意向にそうとか、根回しの力が必要とされる。ミッションが置き去りになって矛盾に苦しむこともある。 ベンチャーだとまずミッション重視、歴史のある大企業や官公庁だと秩序重視が多いだろう。 変化に強く成長が期待できるのは前者、変化に弱いが環境に変化がなければ安定しているのは後者。 ミッション重視だと、平時の能吏より乱世の奸雄タイプが重宝され、秩序重視だと乱世の奸雄タイプは疎んじられる。 福島原発事故とかをみていて、東電や文部省の幹部は平時の能吏ばかりになっていたんだろうなぁと思う。安定した時代はうまくいっていたんだろうが、非常事態となると、害悪をなす存在となってしまう。 浅間山荘事件を担当した、佐々淳行という人が、本でも書いているが、「平時においても、乱世の奸雄タイプを飼っておくことが大切だ」といっていたが、安定した大企業でもそういう仕掛けを残しておくことが大切なんだなぁと思った。 第一勧銀とか、山一證券とかは組織内の秩序を重視しすぎて、潰れちゃったんだなぁと思う。 日産の本を読んだが、どうにもこうにも組織内の秩序を重視していて、潰れかけていたようだ。乱世の奸雄をよそから呼んできて立て直した。
by sailitium
| 2014-11-02 21:52
| さくてきな視点で(非演劇)
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