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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2014年 05月 08日
(これだけよんでもわかると思いますが、昨日のブログから続けて読んでもらってもいいかもです。)
ここに才能があると思えば、その才能に経営資源を投資して、活躍してもらうことになる。 その才能を見誤ったら大変だ。 尊敬する制作系の大先輩から「足下を掘れそこに泉湧く」という言葉を聞いた。 地域の演劇シーンを活性化したいと思う自分にとても響いた言葉だ。 この言葉の意図する幹の部分にまったく同感だ。 と同時に、枝葉レベルで注意しないといけないこともあるなと気付いた。 まず、ひとつには掘る場所を間違ってはいけないということ。 まがいものを石を宝石と勘違いして、磨き続けても意味は無い。 泉脈のないところをほっても徒労に終わる。 そこに、泉脈があるかどうかの判断が重要だ。 折れ曲がった針金を2本持って、地中の金属を探し当てるみたいなダウジングのセンスが必要になる。 ダウジングそのものが、ちょっと超常現象的であって、そのセンスを鍛える方法は、基本的にはない。 あえていうならば、いい作品をいいと評価できること、ダメな作品をダメと評価できることだと思う。別の言い方でいえば、ホンモノを見抜く力ともいえる。 この感性を磨いていれば、地中にあるものが珠なのか石なのか判断するセンスは上がるだろう。目の前に見えているものが、珠か石かわからなければ、どうにもならない。 この感性を磨くためには、芝居の感想を書いて人にみてもらうのが一番いい。 その感想は人に批評してもらう必要がある。 時には過ちを認めて修正する必要もある。 そうじゃないと、独善で自分だけが満足できる理論を構築するだけで、応用が効かず社会に貢献するところがない。新規な価値観に対応できない。 (センスがあるひとは、そんなことしなくても先天的にできるわけだが、自分も含め凡人は努力するしかない) 2つ目には、穴を掘り始めた時に、視野狭窄に陥ってはいけないということだ。 これには、他の地域の人とか、他の分野の人とかといろいろ話をするのがいい。 それも、うわっつらのへーへーほーほー的な話ではなくて、つっこんだ議論である必要がある。 いろんな分野の本を読むのもいいが、本を読むとどうしても自分の見識の範囲で解釈してしまって、それを修正する機会がない。 議論であれば、自分の見識の範囲での解釈では及ばないことがあって、そこで自分の考え方の修正が求められ、より効果が高い。 プロデューサーに最も必要な力とはなにか? と言うのはいろいろなところで議論になるが、今の日本の状況でもっとも、一撃必殺的にもっとも重要な事をひとつ上げろと言われたら 「プロデューサーに最も必要なのは作品を評価する力」 であると言っておく。 ちなみに、先天的に出来る人はそこを重要視しないだろう。 おまけ、そうなると劇評家に近いような気がするけど、劇評家は事後分析的、歴史系列に並べる的なかんじ。 Pの評価は、そういうのは不要。未来洞察的であるべきこと。 あと、たいていの劇評家は、脚本のことや、知識的なことばかり言っていて、役者とかスタッフとか、集団としての力とか、制作力とかを、総合してみる力はほぼないので、ここもかなり違う部分がある。
by sailitium
| 2014-05-08 11:32
| 制作者のこと
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