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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2014年 04月 14日
太宰府の市民ミュージカルASUKAをみてきた。 途中15分休憩アリの2時間30分。2500-3000。
いわゆる市民劇、市民ミュージカル。 出演者は70名前後(おそらく地元のコーラスサークルの人たちの約20名含む) (普通の感想じゃないので、出演者やその関係者は、読んでもあまりおもしろくないまないと思います。あまりおすすめしません。) 音・照明、こういう芝居や客層の傾向をよく知っていて、いい仕事している。 PAがよくて、役者のセリフの位相とか、繊細な発語とかは塗りつぶしていた感じだけども、客席を包み込む「音場」をつくることに成功していたと思う。 こういう芝居では観客の感情を作っていくのに曲主体にならざるを得ないが、曲もなかなか良くていい仕事をしていた。オケピがあって、4,5人くらいの生演奏をスピーカーから出していた。きっかけとかもよかったと思う。 (脚本) 時代的には、白村江の戦い(西暦663年)の前後。 場所的には朝廷と当時の大宰府の農村の二つのシーンが並行して進む。 朝廷の権限争いを時に描きながら、農村に生きる地元の人を中心に。 戦争で親を失ったり、水城や城づくりで疲弊もするが、粘り強く生きる人々の姿。百済からやってきた青年と主人公ASUKAの恋の始まり。みたいなながれ。 (コリッチより 時代は7世紀、日本の黎明期である天智・天武天皇の時代を、筑紫に住む少女「アスカ」と、白村江の戦いに敗れ筑紫に逃れてきた百済の青年貴族「アグリ」との恋を縦糸に、過酷な時代を生き抜き、水城を造った人々の物語です。) 駅から会場まで、案内の人が立っていた。 あれ、なんかお役所の人っぽい。 ああいう企画をお役所が手伝うにあたって、ああいう手伝い方したんだろうな。 休みの日2日間だから、日曜出勤手当も出るだろう。けっこうな税金が使われているだろう。 キャパは約600席。 一番チケットに余裕があるということで、日曜の夕方に行ったけど、それでもけっこうな入り。400-500いたような。4ステで1500-2000位きてんだろうか。 終わった後の拍手はかなりボリュームがあって、市民劇としてかなりな成功を収めたんじゃないかと思う。(内部の満足度についてはわからないから、そこは保留するけど) 関係者が自画自賛して、「いわゆる市民参加型のレベルではなくなった。」という表記を新聞記事等で見たが、これはちょっとリップサービスもあるなというかんじ。 これまで福岡県内で見てきた市民劇、市民ミュージカルとして十分な水準にあると思うが、その水準をはっきりと超えたということはない。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140407-00000042-mai-cul 作品として、2500-3000円の力があるかというと、それはないなと思うけど、こういうのは村祭りなんだなと思う。村祭りへの寄付なんだなと思う。 観客は、基本第1フェーズの知人友人血縁者の範囲かなと思う。 「鑑賞する」というかんじではなくて、となりの家のひとがでていたり、村のみんなががんばってたり、晴れの舞台に立っていたりするところを楽しむ。 来年は自分がやってみるぞ!みたいな。 アテネかギリシャかわすれたけど、なんかそれに似た雰囲気の話を聞いたことがあって、それは現代の日本にも成立しているのかもなと思った。 とにかく、多くの参加者や観客にとってすばらしい空間だったに違いない。
by sailitium
| 2014-04-14 12:56
| 観劇して|感想・批評
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Trackback(1)
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Comments(0)
Tracked
from PINstage高崎大志..
at 2014-04-15 12:40
タイトル : ベタかつシンプルなドラマは、韓国ドラマだけでなく、市民劇..
昨日のブログでかいた舞台の脚本について ストーリーはベタであり、シンプルだ。 この場合のベタとは、ありがちな展開、よくある展開、予定調和的というような意味だ。その逆は、洗練された、意表を突かれる。みたいなかんじだ。 シンプルとは、この場合はベタに近いんだけど、反対語は精緻・複雑・技巧的みたいなことを指す。 お約束のような恋愛的な要素や反戦的な要素。 時の政治は権謀術数にまみれ、お上の事情に振り回される民衆、だけど強く生きていく。みたいな要素が入ってくる。 自分個人と...... more
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