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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2013年 11月 28日
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「抽象的でわけわかんないものへの評価が弱っている件、その風潮を変えられるのか、たとえば劇場が」 「抽象的な表現、わけのわからない表現への憧憬と懐疑(ツッコミどころきっと満載)」 (↑これをよまなくてもわかると思います) それで最近になって、抽象的な表現・わけのわからない表現が増えてきたのは、それが技術体系に依拠しなくてもいいという考えがあるからじゃないかと邪推してしまう。 思いついたことをやってかませば、それは「アリ」で、理論的な批判は全て左脳的な解釈として拒否できる。 故に、たいして努力しなくてもいいし、圧倒的な才能がなくてもそれは成立しうる。 そういう懐疑をどうにも拒否できない。 東京だと、数多いそういうものの中からホンモノだけが生き残る。それは全国区になる。大阪は地域性もあるのかそういうのは他地域には出てこないかんじがする。昔は違ったけど。 福岡は危機的である。なんとなく東京の優れたものの亜流、それはなんちゃってにとどまるのだけど、一部のマニアにそれにそういうのもアリみたいな評価があったりする。 東京だと「アリ」レベルだと埋没するが、福岡だとそんなにカンパニー数が多くないから、埋没しない。けど、他地域とかに呼ばれていけるようなところにはならない*。 それで、理解できない世の中が悪いみたいな立場に立ってしまうのではないか。 作曲や絵画は、死後に再評価される可能性があるから、そうやって死んでいってもいいけども、演劇ではそれはあり得ない。 以前、とある作演出の人がいて、その人は、アンテナが合うか合わないか、感じられるか感じられないか勝負の芝居をしていた。 自分は、よくわからないけどこの人の内面や表現にはなんらかの力があると感じつつも、以下の様な感想を述べた。 「アンテナ勝負の作品で全然いいと思うけど、地域でやっていくならば、ストーリーやドラマを勉強して、この作品の本質は変えない範囲で、ストーリードラマの味付けをして、左脳的な見方をする人にもなんかわかったような気にして帰ってもらえるようなスキルは必要だと思う。」 と。 この考えは今でも変わっていない。 コンテンポラリーダンスでも、それ以前のダンスの素養はたいてい有効だし、そういった下地がない人の多くはなんちゃってにとどまっているのではないかという仮説。 演劇で松田正隆氏はポストドラマの代表的な表現者だと思うけどもその人にしてドラマの脚本である種の頂点を極めたのではないかという仮説。 絵画の世界はまるで知らないけど、抽象画で評価の高い人で、それ以前の技法をしっかりと修めた人と修めてない人、前者の比率が高いんじゃないかと推測する。 抽象的な表現/わけのわからない表現が、増えてきているのは、基礎的なことをおろそかにしても、ちょっとアリレベル的な評価が受けやすいからではないだろうか。と思う。 *安易に東京が優れていると言っている訳ではないです。スケールメリットを言っています。。
by sailitium
| 2013-11-28 12:06
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