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福岡・九州地域演劇祭
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2012年 12月 18日
公共劇場のキーマン的な方のアートマネジメント学科を卒業している学生への評価がなぜかあまり芳しくないようだ。
現場あがりで理論を学んだというよりもむしろ理論を築いたような立場だと、そういう頭から入ってきた人たちに対してある種の忌避感があるのかもなぁと仮説をたててみたが、理論をかなり学んだような方も同じような見方をしていた。この仮説は今イチのようだ。 そんな変なヤツ採用しなければすむはなしかもしれない。キーマン的な方は採用にも影響をもつポジションにいるだろう。 しかし、なんだかんだで採用しているということは、なんだかんだで良い人材であり、それなりに期待も出来る人材なのだと思う。 「アートマネジメント学科」みたいな、肩書きがあるものだから、期待が高くなってしまって、むしろ大学での良くない点が目につき表に出てくる言葉が強くなっているのかもしれない。 とある方は、大学でのカリキュラムや、現場への適応を考えていない講師に問題があると言うことを主張していた。一理ある主張だと思う。 どういう人材が欲しいのかというときに「一般常識がある」という言葉が共通していたような印象がある。一般常識がある、は人によってイメージが異なるかもしれない。短い時間でもっとも多くの共通理解を得ようとすれば最適な表現なのだろう。 アートマネージャー系の仕事もいくつかにわけることができる。ぱっと、下の6つをイメージして考えてみたが、分野によって、必要とされる適性の優先順位は変わってくるように思う。 制作事務、営業、製作、企画、プロデューサー、支配人 (つづくかも) (おまけ1) ちなみにFPAPでも、アートマネジメント学科とか芸術系の大卒を出た人を何人か見てきたが、別にそんな変な人はいなかった。 (おまけ2) 大学が、実学を意識するべきかしないべきかというのは難しい問題でもある。職業人の即戦力を養成する場所ではないという意見にも一理ある。
by sailitium
| 2012-12-18 12:55
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