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福岡・九州地域演劇祭
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2012年 02月 16日
先週末(2/10.11)世界劇場会議国際フォーラム2012にいってきた。この会で、衛さんの提唱する第五世代の劇場という概念を聞き、これをよく理解したいという思いになっている。
本会で配布された論文集に掲載された衛さんの論文によると 第一世代の劇場(公会堂) 第二世代(貸し館) 第三世代(観賞提供) 第四世代(創造発信型) そして第五世代の劇場という概念がくる。 著作やブログやツイートなどを読んでいたし、劇場・音楽堂の制度的な在り方委員会の中間まとめでは、社会包摂に関する考え方を館長ブログに書いておられたのを見ていたけれども、この会議を傍聴することで、劇場に関するその考えがようやくわかった。 すごいことを考えている。 高崎の認識なので、間違っているかも知れないが。 普通、劇場の責任者で、この劇場を今後どうしようか。と考えたときに、まぁ、だいたい以下のようなことを考えつく もっと良い作品を創りたい、世界水準の作品をつくりたい、市民がどんどん表現や発表をして欲しい、この劇場から○○大賞を出したい、稼働率を上げたい、お客さんを増やしたい、認知度を上げたい、利益を上げたい、劇団の支援をしたい、舞台芸術のアートセンターになりたい。アーカイブしたい、研究組織を持ちたい、市民に愛された。 とりあえず、さっと思いつく範囲で。 衛さんの言う、第二世代(貸館型)、第三世代(鑑賞型)、第四世代(創造型)劇場は、こういった文脈で語られる。 劇場が社会の中で芸術作品とどのように関わるか、そしてその波及効果が社会にあらわれるといいな。という文脈だ。 これは「芸術文化を振興し、以て公益に資する。」という文脈で、表現されるだろう。 今回のパネリストの多くも、劇場が真の意味での公共劇場であるためには、劇場の中だけで終わっていいとは考えておらず、どのようにして次の一歩を踏み出すべきか模索中であるように思えた。 衛さんは、さらに先にいっていて、第五世代の劇場を提唱し、それこそが「公共劇場」と呼ぶにふさわしいと考えているようである。 第五世代の劇場は、芸術作品とどのように関わるかはすでに問題ではなく、社会に対してどのように関わるかそのために芸術文化をどう活用するのかという文脈にいるように思える(ここ、高崎がちゃんと理解できていないかも知れない)。 これは「公益に資するため、芸術文化を十全に活用すべき」と表現していいかもしれない。 (続く)
by sailitium
| 2012-02-16 12:31
| 世界劇場会議
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