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福岡・九州地域演劇祭
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2010年 07月 07日
(前回の続き)
多くの劇団であれば、作品の内容についてほぼ100%演出家に責任を帰すことが出来る*。 今回のプロデュース公演において、演出家の責任が大きいことは言うまでもないが、プロデュースする側の責任も少なくない。 厳密に言うと、責任を実質的責任と形式的責任にわけて考える必要があるだろう。お客さんに対しての責任として、以下の数字をたたき台として提示したい。 主催者 演出家 形式的責任 100 0 実質的責任 30 70 もちろん主催者側が芝居作りに果たした細かな役割の数々がどうなっているのかにもよる(キャスティングとか予算とかその他)。 主催者と演出家の間での責任を考えてみる。 形式的責任・実質的責任ともに演出家がもっとも大きい。形式的責任はほぼ100%だ。実質的責任をもっとも大きく負うのは演出家であるが、キャスト・スタッフにもやはり少なくない責任がある。 この辺をプロ野球にたとえてみると。 球団オーナー(主催者) 監督(演出家) 選手(キャスト・スタッフ) の責任関係に近いものがあるかもしれない。 たとえばオーナーは優勝を至上目標にすることもあるし、Aクラス入りを目的にすることもあるだろう。エキサイティングな試合で観客の増を目標にすることもあるかもしれない。 将来の監督を育てることも、次順位の目標になっていることもあるかもしれない。 話がそれた。 しかしながら、演出家は芝居作りの専門家だし、監督は勝てるチーム作りや試合の指揮の専門家である。この経験・見識は素人の及ぶところではない。 まとめは省略する。
by sailitium
| 2010-07-07 12:02
| 福岡・九州地域演劇祭
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