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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2009年 10月 26日
昨日、市民劇「桧原さくら物語」の本番が終了。
南区で、一般市民の出演者を募って、九州小劇場(←という名前の団体)の鈴木さんが脚本演出するという芝居。 この企画は、組織がやや複雑で以下のような分担になっていた 芝居づくり・・・専門部会(九州小劇場のメンバーが中心) 公演プロデュース・・・事務局(南区役所、九州大学メンバーが中心) で、高崎は専門部会の制作としてクレジットされたのだけど、公演プロデュースや制作面は事務局の所管で、実務的なことはあまりなかった。 ハイアートとコミュニティアートは二律背反するものではないのだろうが、今回の企画は非ハイアート指向のコミュニティアート指向とはっきり言えるだろうと思う。 チケット料金も前売800円当日1000円で、通常のハイアート指向の芝居とは、自ずと見方とか着目点とかが変わってくる。 その流れで言うなら、たいへんいい芝居であり、企画であるように感じられた。 打ち上げの場で、全員一言あいさつみたいになったのだが(50人くらいいたのに!)なるべく短い時間で以下のようなことを話した。 ○今回の企画にからんでみて「演劇の力」というものを強く実感した ・多様な年齢層が、一つのものに取り組んで感動を共有出来るというのは、他の芸術分野にはあまりない、演劇の力だったと思う ・観客も南区の人が多かったようで、客席の雰囲気に支えられ、コミュニティの一体感を感じた。キャストもゲネよりも数段いい演技になっていた。この相互作用も演劇の力といえる ・南区に伝わる「桧原さくら」の美談を、現代風に焼き直し、若い世代にこのような形で伝えられるメディアとしての演劇の力 上記の3つは、演劇の特性として一応知ってはいたが、今回はなんか実感というか、腑に落ちたというかんじがする。 福岡くらいの都市規模になると、区の一体性みたいなものを感じることは難しいと思うが、南市民センターのホールで、それを感じさせるような空気が出来ていたように思えた。また、今回南区の係長さんが、他のキャストと同じように出演されたりその他もろもろで、行政、大学、市民の連携事業というのは看板だけでなく、実質を伴ったものになったように思う。 他の芸術分野にもいろいろと優れた点があると思うが、上記のようなことを考えると、他の分野にはあまり無い、演劇の力というものを実感した日であった。 -- 大人計画やっと見れた。 ハイバイもよかった。父親に抑圧された家庭の話とほぼ言い切って良いと思う。というと言い過ぎか。違った視点から同じ時間を2回見せる。という手法が設定をより観客に浸透させ、後半のシーンで巧みに観客を劇世界に引きずり込んだ。 通子役を男性がやっていたのも、ほぼ違和感を感じさせず、陰惨な感じを避けるいい効果があったと思う。
by sailitium
| 2009-10-26 12:32
| 制作的なこと(演劇)
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Trackback(1)
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Comments(0)
Tracked
from PINstage高崎大志..
at 2014-04-17 12:26
タイトル : 市民劇はコミュニティの再生につながる現代の村祭り
いきなりだけど。 市民劇はコミュニティの再生につながる現代の村祭りなんだな。ということを感じた。 市民劇となると、だいたい1000人位はお客さんが入るし、出演者も50人を超えるようなことが多い。そのコミュニティにはチラシとか公演情報が相当に出回るだろうし。 だいたい幅広い世代が参加するし、コーラス隊であったり地元の文化団体が活躍する場でもある。 さらに、演劇ならではの特性で、地域の美談を若い世代に引き継いでいくこともできる。 太宰府のASUKAには、芸術文化振興基金の助成が出...... more
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